資金を受け取るときに金利が決まる

フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する全期間固定金利の住宅ローンです。基本になる金利は申込時や事前審査の通過時ではなく、資金を受け取る月に決まります。私も注文住宅の完成を待ちながら毎月の金利を見ていました。工期が数か月あるなら、見積もり時の金利と、少し高い金利の両方で家計を試算しておくと、引渡し間際に慌てずに済みます。

年齢・返済負担・住宅の基準を確認する

2026年4月時点の買取型の利用条件では、原則として申込時に満70歳未満で、日本国籍または所定の在留資格が必要です。借入額は100万円以上1億2,000万円以下で、対象となる建設費または購入価額が上限になります。自動車ローンやカードの分割払いなども総返済負担率に含まれます。購入する住宅には機構の技術基準があり、対象物件に応じた適合証明が必要です。人の審査と物件の手続は別々に進むので、資金計画と検査の日程を一緒に確認しましょう。

金利は同じ条件で比べる

借入期間、融資率が9割以下か9割超か、団信の種類などで金利は変わります。融資率は、住宅の建設費または購入価額に対するフラット35の借入額の割合です。たとえば対象の購入価額4,000万円に対して3,600万円を借りると9割になります。手数料や登記費用なども含めた現金の必要額は、融資率とは別に把握してください。

家の性能や家族構成で金利引下げが適用されることがあります。当初の返済額と引下げ終了後の返済額を並べて見ると、家計にどこまで余裕を持たせるか判断しやすくなります。