フラット35(保証型)について 〜フラット35の基礎知識一覧〜


一般的にフラット35というと「買取型」タイプを連想します。
しかし、平成19年から始まった「フラット35(保証型)」という商品もありますので、ここでは保証型についてご紹介しておきたいと思います。。

保証型は買取型よりも、従来の民間ローンに近い住宅ローンです。買取型との違いは、住宅ローン債権を住宅金融支援機構が買い取りせずにフラット35(保証型)を担保として民間金融機関が独自に証券化するという特徴があります。 自前で証券化することで、支援機構の制約を極力排除でき、その結果、オリジナリティー溢れる商品内容にできるわけですね。。
住宅金融支援機構はローン債権の買い取りは行わず、フラット35を担保として発行した債券等の債務の支払いについて保証するというものです。住宅金融支援機構はあくまでも保証を行うだけですので、商品の特徴やカラーも民間金融機関独自それぞれの色が出しやすくなります。

たとえば、フラット35(買取型)だと、最大90パーセントまで融資を受けられるのに対して、フラット35(保証型)では物件価格の100パーセント(上限額は8000万円)まで融資を受けられることができちゃいます!!
団信込みなど、一見すると買取型よりもメリットが多いように思うかもしれませんが、借り換え以外の方は保証内容などもよく検討したうえで、どちらを選ぶべきか選択する必要があるかと思います。。

フラット35(保証型)の一番大きなメリットが、借り換えでの利用が可能という点です。変動金利から固定金利に借り換えたいという人は、是非ともフラット35(保証型)を検討されてはいかがでしょうか??